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"ダンディーの形" リフトではこの秋冬に於いて"男のダンディニズム"を提唱している。それは紳士服が紳士の為の服としてその位置と意味を織り成すものであり、確固たる"服"としての尊厳を着用者と共に再認識する為のアプローチでもある。とはいえクラシックやトラディショナルといった画一的な面をフォーカスするという意味ではなく、服として進化して来た "今"を現代のフィールドを通じ"提案"するというのが最大の目的である。又ダンディーという言語の意味も非常に興味深く、18世紀から19世紀のイギリスの中産階級に於いて貴族的な生活様式を模倣しようと努める事で"平等主義"を提唱したムーブメントでもあり、各人の内なる美意識を持ち貴族主義の時代に新たな精神的、表現主義的なアプローチは"スタイル"をもって、しかも"紳士的"に時代をリーディングしたものと考えられる。
今、まさに"紳士的"アプローチは貴族を帰属することにあらず、進化をあらたな価値観と共に"スタイル"として提唱する事である。そして服としての価値、魅力を"本物"を身につける事で学習していく、そんな服との関わり方を楽しめる事こそが正に"ダンディーの形"なのではないであろうか? |